京ことばってなんだろう?

石の階段

“京ことば”とは、京都の土地で話されていることばであるが、京都のことばと一口に言っても、その土地や文化に合わせてことばが作られ普及しているので、その文化の数だけことばがあり、それらが集まって成り立っています。

 
 
 
 
 

サイト紹介

清水寺

日本各地にはその土地で話されていることば、“方言”がたくさん存在しています。地方別だけでなく都道府県単位や、そのまた村などの地域ごとに違いが出てくるなど、はっきりと区分できないので、その種類は数えられないほどあるとも言えるでしょう。 近畿地方をとってみても地域により微妙に方言やなまりが違ってきます。その中でも特徴が大きく出ているのが、大阪弁が中心となっているのは関西弁と、京都で話されている“京ことば”が挙げられるのではないでしょうか。近畿地方のことばは大阪弁が軸となっていますが、“京ことば”だけはなんだか違う印象を受けます。 “京ことば”の成り立ちを知れば、その違いが分かり、さらに魅力に近づけるかもしれません。“京ことば”の成り立ちや歴史だけでなく、“京ことば”の種類やその特徴などをこのサイトではご紹介します。“京ことば”の奥深さや魅力を知れば、あなたもきっと“京ことば”を使ってみたくなるはずです。もしかしたら既に使っていることばや、影響を受けていることばがあるかもしれませんよ。“京ことば”のよさをたくさんの人に知ってもらい、この文化を受け継いでいけたらとても素敵だと思いませんか。さぁ京ことば百科をめくってみましょう。

京ことばの魅力

京ことばを聴いてあなたなどのように感じるでしょう。なんだか上品な、それでいてやわらかく感じられる言い回しや音が多いように感じられるのではないでしょうか。これも魅力の一つだと思いますが、どのような特色がその魅力につながっているのか紐解いてみましょう。 まずはその音。ゆったりとした印象を受けるのは、母音を伸ばして話すからです。例えば「木」と言う時には「き」ではなく「きー」、「字」は「じー」と一拍のことばは伸ばして発音します。ほんの少しのことですが、会話のテンポさえゆっくりとして穏やかな印象を与えます。他にも、「明るく」は「明るう」、「つかぬことを」は「つかんことを」と語呂を滑らかにするような発音や、アクセントの表現が関西弁とは違っていたりもする部分から和やかな印象を受けます。 そして「~はる」という敬語の言い回し。尊敬語の中でも敬意の度合いは決して高くありませんが、子どもや友人などに対しても用いられます。例えば大阪弁で「遊んでんな!」と言うのを「遊んではるわー」と言うだけで物腰が柔らかく感じられます。他にも敬語の特徴として食べ物や自然のものに対しても「お〇〇さん」と言葉の前後に敬語の表現が用いられます。例えば「お芋さん」などです。敬語が随所に用いられることで上品な感じも受けるのでしょうね。 何よりも面白いのが、やんわりとした否定的な表現です。否定的な思いも、直接的なキツイ表現は避けて間接的に伝えようとする言い回しが京ことば独特と言えるのではないでしょうか。これはひとえに相手への気遣いから生まれたものですが、時に知らない人にとっては勘違いを起こしてしまうもとにもなってしまいます。例えば、反対意見を唱える時に「ちがうのとちがいますやろか」と回りくどいとも取れる表現をしていたり、お客さんを迎えるときの「おこしやす」と「おいでやす」の使い分けで気持ちを暗にこめていたり…でもこれについては、そのことばを知っていれば相手の気持ちを簡単に知ることができるということです。素敵じゃありませんか?京ことばをもっと知りたくなったでしょう?大阪弁などの近畿方言についてならこちらのサイトが詳しいですよ!関西弁と言っても様々あり実はかなり細分化されている色の濃い方言なのです!

 
 

京ことばが生まれたのはいつ?

庭

“京ことば”は京都に暮らす人々が昔から話してきたことばです。 京に都があった平安時代から明治維新の頃までは、京ことばが日本の標準語と言えるほど、みんなが使っていた共通語でした。

代表的な京ことばを紹介!

橋

関西弁にもない、京ことば独特の表現として代表的なものをここでご紹介します。あなたはどれくらい知っているでしょうか。 ・「はんなり」:明るく上品なさま (主に色合いを表現する時に用いられるようですが、京ことばや京都の雰囲気を最も端的に表している言葉でもあり、よく知られているのではないでしょうか。)

 
 

京都検定にも出題

鴨川

日本各地でその土地・地域の特色や文化などへの関心を持ってもらい、学び、さらにはもっとその土地を好きになってもらおうという地域の取り組みとして行われている“〇〇検定”というものをよく耳にしますが、もちろんこの京都に関する“京都検定”が実施されています。

大阪弁との違い

関西弁というと真っ先に思い浮かぶのは大阪弁。というのが耐えられないぐらい嫌だという京都府民の方は多いのではないでしょうか。 京ことばはきれいでおしとやかなイメージがありますが、大阪弁は少し荒っぽいイメージがあり、一緒にされたくない!別物!と認識している人が多いからだと考えられます。

 
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